世界のCO2排出状況

世界のCO2排出量

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二酸化炭素排出量の最も多い国は中国です。2番目に多いのはアメリカで、毎年50億トン以上を排出し、全世界の多くを占めています。日本は、中国やアメリカの4分の1以下ですが、5番目に多い国なのです。

国名排出量(100万トン)割合(%)
1位 中国5973.020.7
2位 アメリカ5792.020.1
3位 ロシア1536.05.3
4位 インド1357.04.7
5位 日本1220.04.2
6位 ドイツ769.02.7
7位 イギリス532.01.8
8位 カナダ529.01.8
9位 韓国476.01.7
10位 メキシコ449.01.6
11位 イタリア432.01.5
12位 インドネシア382.01.3
13位 オーストラリア378.01.3
14位 フランス354.01.2
その他8650.030.0
合計28829.0-

世界の二酸化炭素排出量-国別排出割合

人口一人あたりのCO2排出量

過去20年間における大気中の二酸化炭素濃度の増加のうち4分の3以上は、石炭・石油など化石燃料の燃焼によるものになります。従って、工業化の進んだアメリカ、ロシア、日本などの先進国は排出量が大きな割合を占め、とりわけ重い責任を担っていると考えられます。また、先進国の一人当たりの排出量は途上国を大幅に上回っているのです。
途上国では、現在の一人当たりの排出量は少ないものの、経済発展の進行で急速に増加しつつあります。経済発展と温室効果ガスの排出抑制の両立した社会システムが、先進国との連携のもとに形成されることが期待されていることでしょう。

国名国別排出量比(%)一人当たり排出量(トン/人)
中国20.74.5
アメリカ20.119.2
ロシア5.310.8
インド4.71.2
日本4.29.6
ドイツ2.79.4
イギリス1.88.7
アフリカ3.41.0

世界の二酸化炭素排出量に占める主要国の排出割合と各国の一人当たりの排出量の比較