地球温暖化とは

地球温暖化とは

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地球の表面は窒素や酸素などの大気で覆われ、その中には温室効果ガスとされる気体も含まれています。地球は太陽から届いた熱によってあたためられ、夜になると蓄えられた熱が宇宙に放出されて気温が下がります。
この際、地球の気温が下がり過ぎないように熱を程よく吸収して地表に止めているのがこの温室効果ガスになります。これにより、地球の平均気温は15度前後に保たれているのです。
逆に、大気中の温室効果ガスがまったくなければ地球の平均気温はマイナス18度にまで下がってしまい、生き物が地球上で暮らしていくことはできなくなります。そのため、温室効果ガスは地球にとって、とても大切な気体なのです。
ところが、近年、温室効果ガスは必要以上に増加していて、増加した温室効果ガスがより多くの熱を吸収し、地球に放出するようになり気温が上がってしまいました。分かりやすく言えば、地球がセーターを着て厚着している状態になります。
こうして、地球の気温が少しずつ上昇していくことを地球温暖化といいます。

温室効果ガスとは

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大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、地表を暖める働きがあり、これらのガスを温室効果ガスといいます。
温室効果ガスは大気中に極微量存在しているので、地球の平均気温は約15℃に保たれているのですが、もし、このガスがないとすると、マイナス18℃になってしまいます。
1998年に制定された「地球温暖化対策の推進に関する法律」の中で、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン等の6種類のガスが温室効果ガスとして定められました。